1億5000万の借金をおいました
MJです!
今回の記事は僕の友人に向けて書いています。
先日友人は自分の夢が叶わなくなり、生きる意味を見失いました…
友人は良く「死にたい」と口にします。
こんな近くに自殺の可能性ってあるんだなと痛感しました…
そんな友人を本気で助けたいと思ったので
僕の過去の闇を暴露する事にします
今回の記事は前回の続きなので、前回の記事を見てない方は。こちらから↓
自殺問題について↓
MJの実家が詐欺に遭い、1億5000万の借金を背負う事になる。
おじいちゃんを恨み始める家族たち
毎晩のように繰り返される暴力
その惨劇が当たり前になった高校時代
そして、僕らは自分たちが生きる為に
おじいちゃんを見殺しにした。
自分たちが生きる為とはいえ、僕は殺人犯になってしまった…
生きた心地がしなかった。何もしたくなかったし、考えたくなかった。
学校をサボって、ゲームセンターに朝から通い。家にいると辛いので、帰らず友達の家に泊めてもらったり。公園で一夜を過ごすこともあった。
とにかく何もかも嫌だった。逃げて逃げて逃げて逃げまくった。
現実逃避。
人殺しの僕は生きてちゃいけないのかなって思った。
ある日、僕が役者のレッスンをサボってる時に思い出した。
そういえばおじいちゃんは、僕が役者をやってる事をすごく喜んでたっけな…
ある時おじいちゃんが僕の役者のプロフィールを見つけて、すごく喜んでいた。
当時の僕は役者になるため、履歴書に経歴と写真を貼って色んな事務所にプロフィールを送っていた。
「徹は芸能人になるのか! すごいね。」
「いや、別にちげーし…。」
当時の僕はまだ何の成果も出ていないし、芸能人目指してるっていうのが恥ずかしくておじいちゃんをあしらってしまった。
おじいちゃんが持ってた僕のプロフィールを取り返し、僕は自分の部屋にしまった。
思春期で家族に見られるのが恥ずかしかった。
その日家に帰り僕はプロフィールを探した。
しかし部屋のどこかに置いたはずなのにどこを探しても見つからない。僕の部屋からプロフィールが無くなっていた。
もしや?と思い、おそるおそるおじいちゃんの部屋をのぞいてみることに。
おじいちゃんの部屋は、まるで空き巣に荒らされていたかのようにぐちゃぐちゃだった。詐欺に遭い、1億5000万の借金を背負わされ、家族に恨まれ、毎晩暴力を振るわれ、家から追い出され、そのままの状態だった。
びりびりに破れた障子、穴だらけの壁を見れば、どれだけ酷かったのかが嫌でも伝わってくる。おじいちゃんの事を考えると辛くて辛くて胸が痛い…
そんなぐちゃぐちゃの部屋の中、おじいちゃんの使っていたであろう物置に何故か僕の芸能プロフィールがあった。
僕の部屋から無くなったプロフィールは、おじいちゃんがこっそり持ち出していたのだ。自分の孫が芸能人になる事が本当にうれしかったんだろう。
きっとおじいちゃんは、僕のプロフィールを見るのが嬉しくてこっそり持ち出したのだろう…
直接僕にその話をすると恥ずかしくて僕が怒るので、プロフィールを見て陰でこっそり僕の事を応援していたんだ…
そう思うと涙が溢れて止まらなかった。
今思えばおじいちゃんは、僕ら家族の面倒をよく見てくれた。芸能人目指してる僕を応援してくれたり、休日に家族みんなを旅行に連れて行ってくれたり、子供の僕らを遊園地に連れて行ってくれたり…
それなのに僕らは、そんな優しいおじいちゃんを見殺しにしてしまった。
僕らの為に色々してくれたおじいちゃんに何もしてやれなかった。
謝ろうにももう謝る事も出来ない。この罪をどう償うべきか…
僕は考えた。
おじいちゃんを見殺しにしたかもしれないけど、もしかしたらおじいちゃんも、僕ら家族を守るためにそういう選択をしたのかもしれない。
おじいちゃんを殺したなんて思ってはいけない。おじいちゃんが僕らを助けてくれたんだ。
僕にできる事は何か?
おじいちゃんは芸能人を目指す僕を応援してくれていた。それならばおじいちゃんの為に出来る事は、自分の為に精一杯生きる事。そして夢を叶える事だ。
僕はその時、役者を目指すと決めました。
おじいちゃんに助けてもらった命です。自分の人生を精一杯生きることをおじいちゃんも望んでいるはず。
僕が高校生でこんなに地獄のような経験をしたのはきっと意味がある。
おじいちゃんのおかげで、沢山勉強になった事があった。この経験はきっと無駄ではない。こんだけつらい経験して乗り越えた。
同じような経験してる人を助けられるかもしれない。
なので僕は、僕と同じようなつらい経験をしてる人がいたら絶対に見捨てない。
ここからは
友人と、やりたい事や夢が無い人に向けて書きます
辛い事からは逃げていい
僕は現実を見たくなくて、逃げて逃げて逃げて、たまたま答えが見つかりました。
やりたくない事はやらなくていいし、ストレスになるものは排除してくれ。
考えたら余計辛くなる。
僕は逃げる人生を歩んでいます。合わない仕事は辞め、社会人になりたくない。受験したくない。
そんな感じで嫌な事を排除した先にやりたい事や、やってもいい事が残ります。
僕は色々逃げた先に人狼亭がありました。
徹底的に逃げてください。
「それはちょうどいい」って考える。
夢が叶わなくなったのは必然だったのかもしれない。
向かい風は実は考え方によっては追い風になります。
1億5000万の借金を背負い、何もかも失った事は一見ネガティブに見えます。
でも、これはちょうどいいのです。
僕はそれを犠牲に、お金で人は変わってしまう事、お金なんかより大事な事がある事を学びました。高校生でこんな経験をしたのは僕くらいです。
そんな僕だからこそ、みんなに伝えられる事があります。この経験は僕の武器だ。
夢を叶える為にやって来た事は決して無駄ではない。スキルや経験は決して無駄にはならないし、なにより人間的に成長している。
きっと、今まで身に付けたスキルや経験が役に立つ他の夢が見つかる。
小さい夢ややりたい事を複数作る
夢はもしかしたら何らかの形で叶わなくなるかもしれません。
一つの夢が閉ざされたら、別の夢を叶えればいい。
MJはやりたい事滅茶苦茶あります。でかい夢もあるのですが、小さい夢や小さいやりたい事が沢山あります。
でかい夢は事業家タレント
小さい夢は、人狼亭というお店を出す事がそうでした。
やりたい事は趣味でもOK。例えば、人狼ゲームやりたい。美味しい物食べたい。バスケやりたいとか。
どのくらいやりたいのか? 毎日人狼やりたかったので人狼亭を出す。美味しい物毎日食べたいし、バスケも毎日したい。
それも小さな夢みたいになります。
その小さな夢を叶える為に、仕事をしたり日々努力をしたり。
人間には欲望があります。欲に忠実に生きればOK。
紙を用意して、やりたい事を100個かいて見よう。
幸せ探しゲームです。
最後に
夢が叶わなくなってしまった、辛い経験をしてしまった。
それには意味があります。
「それはちょうどいい。」とポジティブに考えてみたり、それが出来そうになければ思い切って現実逃避してみてください。
きっと別の答えが見つかります。
辛いときは僕がいつでも相談に乗ります。
いつでも頼ってください。
待ってます。