借金のお話2
MJです! いよいよ借金の話です。
この話をする前に基礎知識として、前回の記事を読んでおいてください。https://mjfujiwara.hatenablog.com/entry/2019/06/27/235228
まずは前回のおさらい!
恩の貸し借りをしてて、それを借用書にして、それがお金になった。←借用書からお金になるまでの流れ、あとお金は信用だって話が説明不足だったのでまず補足。
例えばMJがイノシシの肉を、知り合いのA君にあげたとして。
A君は、イノシシの肉を貰ったので、今度何か御礼をしますと借用書を作成。
数日後MJは猪を狩るための槍が折れてしまいました。A君は槍を作る技術を持っています。この借用書をA君に渡して、槍を作ってもらい、借用書を破り捨てたらこれで貸し借りはなくなります。
ではもしここで、MJが米を欲したとしよう、B君は米を持っています。しかしMJはB君に渡せるものが何もない。MJが別のB君に米を貰う代わりにこの借用書を渡したとするとどうなる?
B君とA君が知り合いであれば、B君は米をMJに渡して、借用書を受け取ります。A君の事を信用しているから出来ます。さらにさらにB君がC君から野菜を貰うために借用書を渡して、またまたC君がD君に借用書を渡して…
こんな風にいつの間にかA君の借用書はどんどん別の人に渡ります。なぜこんな事が出来るかというとみんながA君を信用しているからです。
お金は信用である!
上記の原始時代のやりとりから、解っていただけたと思います。
借金を出来る事はいい事というのは何故かと言うと、借金を出来る人間はそれだけ信用されているから 借金を出来るだけの信用があるってのはいい事です!
貸したお金が返って来ない人は以下の記事を読んでみて!
前回の記事は、【お金は信用である】という話と、原始時代に恩の貸し借りをしていて 借用書を書いたらたまたまお金になったよーって話でした。
そしてそのやりとりは、現代のお金の貸し借りと似ています。
~原始時代~
Hさん「食料が手に入らなかった… どうしよう…」
MJ「どうしたHさん?」
Hさん「実は今日食べ物なくて困っているんです。」
MJ「そうか、じゃあ俺の獲ったマンモスの肉をあげよう!」
Hさん「え、いいんですか?ありがとうございます! 今度何かしら御礼します!」
~現代社会~
Hさん「生活費に困っている…今月ピンチだ…」
MJ「どうしたHさん?」
Hさん「実は、生活費が無くて困っているんです。」
MJ「そうか、じゃあ5万円くらい貸してあげよう!」
Hさん「ありがとうございます。今度返します!」
原始時代、現代社会 やりとりが何となく似てますね。ですが現代では貸した金を返さない問題が続出。それは何故か? MJの推測ですが、時代の違い、環境の違いが原因と思われます。
原始時代と現代ではコミュニティの大きさが違う。
原始時代の方がコミュニティは小さい。村とかあっても150人くらい。現代の東京とかと比べると一目瞭然。小さすぎる。
コミュニティが小さいと必然的に仲間同士の絆が深まります。そしてさらに原始時代は今の現代のように携帯とか便利なものは無く、食料調達しようにもスーパーもデパートもありません。狩りに行くのです。命がけで。
そんな環境なのでみんなで協力しないとなかなか生きていけません。もし仮に、誰かが悪さでもしようものならコミュニティを追放されます。そしてコミュニティを追放されたら一人で生きていくのはめちゃくちゃ難しい。待っているのは死です。
環境的に仲間を裏切る事が出来ないです。お互い助け合って生きる方が圧倒的にメリットが多いのです。
ウォーキングデッドを見たことある人にはかなり分かりやすい。
一方現代はと言うと、コミュニティも大きいし、追い出すとか無いし、仲間がいなくても一人でなんとか生きて行けちゃうのです。ギリギリ。だから友達でも簡単に裏切れてしまう。
これがお金が返って来ない理由です。裏切られやすい現代社会だから。
一番大きな違いは、信頼関係です!
原始時代は仲間と協力してどんな困難も乗り越えて来ました。食料を調達するにも危険が潜む。マンモスにやられて死んでしまう事もあったでしょう。とても一人では生きられない。みんなで協力して助け合ってようやく生きながらえる事ができたのです。
そりゃあもう信頼関係どころか、みんな家族のような物です。家族間なら恩の貸し借りも簡単に出来ます。あなたも家族にならお金貸せるでしょ?
原始時代から読み取れる、恩の貸し借り(お金の貸し借り)に重要なことが
①仲間を信じる精神
②困っている人を助ける精神
です。貸したお金が返って来ないあなた。足りていない可能性があります…
長くなってしまったので、続きは次回の記事で書こうと思います。